聖書のメッセージ(2021年12月26日)
マリアによってこの世にもたらされたおさなごイエスは成長し、はや12歳になりました。イエスは両親と一緒にエルサレムに巡礼に行き、一家はそこに3日間滞在しました。しかし両親は、出発のときに子供が自分たちと一緒にいなかったことに気づきませんでした。イエスは両親に黙って神殿に残っていました。3日後、両親はイエスが律法学者と話しているところを見つけました。イエスは両親に、自分の父なる神の王国について話していることを説明しようとしました。しかし、両親はイエスが何を話しているのかわかりませんでした。イエスは両親に、自分にはこの世で果たすべき使命があること、そしていつか両親のもとを去ることを話したいと思っていました。
家庭というものは、子供の成長に欠かせない役割を担っています。良い両親を子供に与えてくださった主に感謝します。また、あまりよくない親を持ってしまった人々には、主が祝福をたくさん注いでくださいますように。
(ルカ2章21~24節からのメッセージです。)
ロジェ・プロヴァンシェ神父
<ルカ2章21~24節>
八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。
さて、モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。 それは主の律法に、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからである。 また、主の律法に言われているとおりに、山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。
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