聖書のメッセージ(復活節第4主日 2022年5月8日)

今日の福音書は、イエスが「よい羊飼い」であることを思い出させてくれます。イエスが「よい羊飼い」であるということは、ご自分の民を大切にし、永遠の命を与えてくださるということなのです。これこそ、神の国の新しいニュースです。イエスはよい羊飼いとして、キリスト者の歴史の中で、さまざまにご自身を現わしてこられました。多くのキリスト者の大胆さの源として、殉教者の信仰の源として。また、御父の望みに身を委ねる病者の力の源として。そして自分とは異なる文化の中で働くことを受け入れる宣教師の強さと勇気の源として。私たちが信仰生活で困難にぶつかったなら、このように「よい羊飼い」であるイエスに支えをお願いいたしましょう。

(ヨハネ10章27~30節からのメッセージです。)

神父


<ヨハネ10章27~30節>

わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。 わたしは彼らに永遠の命を与える。彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。 わたしの父がわたしにくださったものは、すべてのものより偉大であり、だれも父の手から奪うことはできない。 わたしと父とは一つである。

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