聖書のメッセージ(2020年8月16日)
福音書によると、一人の外国人女性がイエスのもとにやってきて、イエスに祈りました。イエスがこの女性をお救いになられたことで、私たちは、イエスが一部の人のためだけに来られたのではなく、あらゆる人のために来られたことがわかります。私たちはイエスに続いて、魂の中で神への道を探し求めている人たちに出会うように呼ばれています。私たちの役割はそんな彼らを受け入れ、彼らが主のみもとへ歩み続けることができるように祈りをささげることです。
ロジェ神父
(マタイによる福音書 15章25~28節のメッセージです。)
<マタイによる福音書 15章21~28節>
イエスはそこをたち、ティルスとシドンの地方に行かれた。
すると、この地に生まれたカナンの女が出て来て、「主よ、ダビデの子よ、わたしを憐れんでください。娘が悪霊にひどく苦しめられています」と叫んだ。
しかし、イエスは何もお答えにならなかった。そこで、弟子たちが近寄って来て願った。「この女を追い払ってください。叫びながらついて来ますので。」
イエスは、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊のところにしか遣わされていない」とお答えになった。
しかし、女は来て、イエスの前にひれ伏し、「主よ、どうかお助けください」と言った。
イエスが、「子供たちのパンを取って小犬にやってはいけない」とお答えになると、 女は言った。「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。」
そこで、イエスはお答えになった。「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。」そのとき、娘の病気はいやされた。
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