聖書のメッセージ(2021年7月18日)
エフェソへの教会の手紙の中で聖パウロは、心を開いて皆に心からの歓迎を示し、彼らに対する優しさとあわれみを示したイエスについて話しました。イエスは異教徒を彼の民に結びつけ、彼らを隔てる壁を倒しました。イエスはこのように二つのものを一つにし、ひとつの新しい民としました。イエスにならい、人種や民族の違いを受け入れる寛大さを持ちましょう。
(エフェソ2章13~18節からのメッセージです。)
ロジェ・プロヴァンシェ神父
<エフェソ2章13~18節>
しかしあなたがたは、以前は遠く離れていたが、今や、キリスト・イエスにおいて、キリストの血によって近い者となったのです。
実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、 規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、 十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました。 キリストはおいでになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました。 それで、このキリストによってわたしたち両方の者が一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができるのです。
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