9月8日マリアの誕生の祝日のメッセージ

マリアの誕生は、旧約聖書と新約聖書がつながったことを示しています。

旧約聖書のメッセージは、マリアの誕生を通して刷新されました。

1.歴史的な詳細

伝統によると、このお祝いは、エルサレムの聖アンナの教会が聖別されることにより始まりました。

その後ローマでは、東方教会(オルソドックス)の修道士によって7世紀の終わり頃に紹介され、初めて祝われました。そして、徐々に西方(ローマ・カトリック)の教会でもそのお祝いはさまざまな方法で実施されるようになりました。

続いて13世紀を迎えるころには、荘厳なお祝いになりました。現在の典礼では、マリアの誕生は普通の祝日です。その日はこれまでの数世紀と同じように、9月8日とされました。

2.祝日となったマリアの誕生の意味

この出来事、マリアの誕生日は、救いの計画の歴史において、マリアの「使命」がお祝いされています。聖書には、マリアの誕生日について何も書かれていません。聖書はキリストを中心に書かれています。神の子が地上で肉体を持って生きるようにマリアが選ばれ、マリアはそれに協力したと書かれているからです。イエス・キリストの救済の目的を果たすために、マリアは神の願いに"はい"と答えました。神ご自身は、御子イエス・キリストが人類の救いを実現する対象になるために、マリアの誕生を望まれました。マリアは、神が救いと恵みの計画を立てるという面で、その存在を評価されています。マリアはすべての救いの歴史に組み込まれています。

信者である私たちは、教会と共に、マリアの誕生日を喜び歌うように呼ばれています。

この日には、特別な恵みが与えられています。マリアは、神の子イエスの母として選ばれました。そのことを神に感謝いたしましょう。

ロジェ・プロヴァンシェ神父

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