聖書のメッセージ(2020年8月30日)
イエスのメッセージは、私たちにとって実行するのはおそらく難しいように思われます。イエスに文字通りに付き従い、すべての命令を守るのはそんな易しいことではありません。
しかし私たちがキリスト者になり、イエスが私たちをあるがまま受け入れてくださり、愛してくださっていることを思い起こすのはよいことです。
これは、私たちが無条件で受けている恵みです。
イエスが私たちに望んでいるのは、私たちができうる限りイエスにならい、イエスに従うよう招かれたことを感謝することなのです。
ロジェ神父
(マタイによる福音書 18章24、27節のメッセージです)
<マタイによる福音書 18章21~27節>
そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」
イエスは言われた。
「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。 そこで、天の国は次のようにたとえられる。ある王が、家来たちに貸した金の決済をしようとした。 決済し始めたところ、一万タラントン借金している家来が、王の前に連れて来られた。
しかし、返済できなかったので、主君はこの家来に、自分も妻も子も、また持ち物も全部売って返済するように命じた。家来はひれ伏し、『どうか待ってください。きっと全部お返しします』としきりに願った。 その家来の主君は憐れに思って、彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。
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