聖書のメッセージ(2020年9月6日)

 祈りについてのイエスのこの約束を思い出すとよいでしょう。「二人、または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいる」。イエスは弟子たちに「主祷文」(マタイによる福音書6章9~13節)を教えられました。それからイエスは弟子たちに、皆で集まって祈るのはとてもよい祈り方であると言われました。

 祈りとは、イエスと会話をする時間、神と会話をする時間です。祈る心を養うためには、祈りたい時だけ祈るのでは足りません。訓練のような働きを始めることが大切です。たとえ、毎朝の祈りをし、食事前と食事後に祈り、人のために日毎の糧を願って祈り、祝福を願って祈りなどをします。努力して祈る習慣を身につけるようにすることは大切です。イエスの約束は、ミサの時にも実現します。ミサの間、イエスはわたしたちの真ん中に(と共に)おられるのです。

ロジェ神父

(マタイによる福音書18章19~20節のメッセージです。)

<マタイによる福音書 18章15~20節>

 「兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って二人だけのところで忠告しなさい。言うことを聞き入れたら、兄弟を得たことになる。 聞き入れなければ、ほかに一人か二人、一緒に連れて行きなさい。すべてのことが、二人または三人の証人の口によって確定されるようになるためである。 それでも聞き入れなければ、教会に申し出なさい。教会の言うことも聞き入れないなら、その人を異邦人か徴税人と同様に見なしなさい。

 はっきり言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天上でもつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天上でも解かれる。

 また、はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。

 二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」


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