聖書のメッセージ(2020年9月20日)
教会には、キリスト者としての生き方がいろいろあります。キリスト者のほとんどは、創造の時の神のこの要求にこたえて結婚します。「産めよ、増えよ」(創世記1章28節)。他には独身で生きるように招かれている人々がおり、また他には教育や慈善事業に人生を捧げる人々もいます。そして、神の国の到来を告げるためにイエスの呼びかけにこたえる人々もいます。どんな人の生き方にも、イエスの呼びかけに答えて行う選択肢があるのです。
ロジェ神父
(マタイによる福音書19章12節からのメッセージです)
<マタイによる福音書19章3~12節>
ファリサイ派の人々が近寄り、イエスを試そうとして、「何か理由があれば、夫が妻を離縁することは、律法に適っているでしょうか」と言った。
イエスはお答えになった。「あなたたちは読んだことがないのか。創造主は初めから人を男と女とにお造りになった。」
そして、こうも言われた。「それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。 だから、二人はもはや別々ではなく、一体である。従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」
すると、彼らはイエスに言った。「では、なぜモーセは、離縁状を渡して離縁するように命じたのですか。」
イエスは言われた。「あなたたちの心が頑固なので、モーセは妻を離縁することを許したのであって、初めからそうだったわけではない。 言っておくが、不法な結婚でもないのに妻を離縁して、他の女を妻にする者は、姦通の罪を犯すことになる。」
弟子たちは、「夫婦の間柄がそんなものなら、妻を迎えない方がましです」と言った。
イエスは言われた。「だれもがこの言葉を受け入れるのではなく、恵まれた者だけである。 結婚できないように生まれついた者、人から結婚できないようにされた者もいるが、天の国のために結婚しない者もいる。これを受け入れることのできる人は受け入れなさい。」
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